地域が残した熊本地震・平田の記録

復興を見守る「滝桜」

福島から譲り受け益城町で被災 2つの被災地を結ぶ桜

地上に残る地震の痕跡

視覚的に地震を体感できます

断層地震による地滑りの脅威

断続的に数百メートルにおよぶ急傾斜地の地滑り

震災遺構の保存活用

熊本地震を後世に伝えることができる貴重な資料

熊本地震の概要

2016年(平成28年)4月14日21時26分(震度7、マグニチュード6.5)の前震発生

4月16日1時25分(震度7、マグニチュード7.3)が再び発生。

益城町では震度7の地震に二度も襲われました。

益城町平田の被害状況

〇多数の家屋の倒壊や道路の寸断、断水、停電などが長期間おこり、住民の日常生活が奪われました。

〇避難所で生活する人、親戚や知人の家を転々とする人、壊れた家や軒先や農業用ハウスの中で生活する人など様々でした

〇震災直後は家屋が倒壊していたり、道路が寸断されていて救急車が入れず町内で最も多い5名の犠牲者が出てしまいました。その多くが高齢者の方でした。

〇家屋の被害状況

・全壊92戸(38%)

・大規模半壊、半壊17戸(7%)

・一部損壊105戸(44%)

※平田の全戸数 240戸

 

 

東日本大震災の1年前、福島県三春町より頂いたサクラが断層の真上で育ち、熊本地震で被災するという運命をたどり、今、私たちに自然のたくましさを伝えてくれています。

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熊本地震の記憶を防災に活かす地域の取り組みを行っています。震災遺構の資料がこちらからダウンロードできます。

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